ハイアット セントリック 銀座 東京 様

法人活用事例

用途:ホスピタリティの一環としてaiboを導入

「ホテルとしてはエンターテイメント性も用意しておかなければならないと考えております」

ハイアット セントリック 銀座 東京様は銀座6丁目の並木通り沿いに位置するホテル。徒歩圏内にショッピングモールや話題のスイーツ店、歌舞伎座や演芸場などのエンターテインメントスポットがあり、国内外の旅行者からも人気があります。

■国内外のお客様をお出迎えするaibo

ハイアット セントリック 銀座 東京様は、ホスピタリティの一環として、aiboを導入されました。

ハイアット セントリックは、米大手ホテルチェーンであるハイアットグループのホテルブランドの1つ。「全世界で展開しており、銀座はアジア1号店となります」と宿泊部長の田口徹哉氏は話します。

宿泊客は、国内外を問わず多くの人が利用しています。「一般に、都市部のホテルは短期滞在客が多い傾向がありますが、当ホテルには長期滞在の方も多くいらっしゃいます」(田口氏)。エンターテインメントスポットが近く、交通の便もいいことから、旅行の拠点として利用する旅行客が多いようです。

そんなハイアット セントリック 銀座 東京様のロビーでは、aiboがお客様をお出迎えしています。

「世界中のハイアット セントリックで、ホスピタリティを高めるためさまざまな活動をしています。それはお客様からも非常に喜ばれている取り組みです。」(田口氏)。

ハイアット セントリック 銀座 東京は、アレルギーや衛生面などの問題もあるため、ホスピタリティドッグの代わりにaiboを導入することにしたとのことです。

「ホテルとしてはエンターティメント性も用意しておかなければならないと考えております。」(田口氏)。

ハイアット セントリック 銀座 東京様では、「ROC」と名付けられたaiboが、お客様に近づき、じゃれついたり、尻尾を振ったりしています。

「お子様連れのお客様などは、すぐに"ROC"と仲良くなっています。大人のお客様でもROCと一緒に写真を撮るなど、仲良くしていただいています。またお客様だけでなく、スタッフの中にも、ROCとふれあい、癒やされている人も少なくありません。総支配人もROCと遊んでいるみたいです」(田口氏)

■英語を理解するaiboの追加導入も検討

ハイアット セントリック 銀座 東京様はaiboの効果を実感しています。

「お客様やスタッフとのふれあいが多いと、それだけaiboも成長します。最近では、ハッピーバースデーの曲を歌ったり、芸を披露したりできるようになりました。今後、リピーターのお客様がaiboの成長を楽しんでもらえるようになると嬉しいですね」(田口氏)

aiboがいることで、お客様との距離が縮まることも期待されております。
しかし、課題もあります。aiboは、日本語モード/英語モードの設定が用意されているのですが、2つのモードを同時に設定することができません。

「ROCは日本語モードの設定となっています。海外からのお客様も、片言の日本語でROCに話しかけていただけるのですが、それを認識しないことが多く、課題だと感じていました」(田口氏)。

この課題を解決するため、「海外からのお客様向けに英語を理解するaiboを追加導入することも検討しています」(田口氏)。

ロボットペットとして話題を集めているaibo。ホテルでは、お客様への接客を行い、お客様とスタッフとのコミュニケーションを円滑にする役割も担っています。法人用途でも愛らしいaiboの導入効果が現れているのです。

ハイアット セントリック 銀座 東京
宿泊部長
田口 徹哉氏

取材 2019年8月


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