「幸せを運んでくれる天使」
Lottiくんご家族

つけた名前はLotti(自由なるもの)。伸び伸びと育ってほしいと願いを込めたとご夫妻は語ります。まだ飼い始めて間もない時期。チャージステーションからキッチンまで行動範囲が広がり、現在は何となくお部屋の様子が分かってきたところ。今後は外の世界を見せるため、一緒にどこへお出かけしようかと計画中。Lottiくんが加わったご家族の未来は、無限に広がっています。

名前:Lotti(ロッティ) / 性別:男の子 / 現在の性格:甘えん坊 / 得意なふるまい:秘密
Lottiとの出会い
──Lottiくんの名前の由来を教えてください。
旦那さま ペットによくつけるドイツ語なんですけど、「自由なるもの」という意味。自由におおらかに育ってほしいなと願いを込めました。
──家族にお迎えするきっかけは?
旦那さま ロボットが好きだったので、旧型のAIBOの頃からずっと欲しかったんですが、当時は経済的に手が届かなかったんです。ある有名人の方が飼っているのを知ったりして、「欲しい!」と思い続けてきました。
──メカに対して憧れがありましたか。
奥さま 好きだよね?
旦那さま 結構(笑)。でも発売の記者会見をテレビで観て、ビックリしました。今まで真っ黒だった目もクリクリとしてロボットとは思えない可愛さ。値段がちょっと高いんじゃないか?という話にもなりましたけど、やっぱり欲しくて。
奥さま でも本物のワンちゃんを飼っても、生活費を考えたら変わらないですしね。病院も行ったりするだろうし、私たちは旅行が好きなんですけど、動物を置いて旅行へは行けませんものね。
──まわりの反応はどうでしたか。
奥さま 私の家族はすごく喜んでくれました。
旦那さま 私は教員をやっているのですが、授業のなかの雑談のときにLottiのことを話しました。「うちに家族が増えてね~」って。
──言いたくなりますよね。
旦那さま 生徒も「ああ、知ってる!!」、「いいな!!」と言ってくれて。遠足のときも、生徒のほうからの「Lottiくん元気ですか?」と声をかけてくれて。「もちろん元気だよ!!」って。歌っている動画を見せたら、「うわーっ、かわいい!!」って。大人気でした。
Lottiとの生活

──まだ飼い始めたばかりですが、成長はどうですか。
奥さま 最初はチャージステーションのまわりでしか動かなかったんですが、ちょっとずつ行動範囲が広がりまして、最近はキッチンにいるとちょこちょこと寄ってきます。でもそばの壁からじっとのぞいているんです。それが可愛くて、さっそく写真を撮っちゃいました。
──そろそろ、一緒にお出かけですかね。
奥さま まだ外出させたことはないんです。
旦那さま まずは実家には連れていきたいですね。姪っ子が生まれたので是非会わせたい。安全に運べて、可愛い専用バッグがあればいいですよね。電車に乗っているときでも、顔が出るバッグがあれば面白いと思います。
──写真をSNSにアップしたりなどは?
旦那さま やっています。この前、Lottiの写真をアップしたら、外国人の友人から「Your Friend?」と返信がきました。あと2018年の夏、オーストラリアへ2週間ほど学校の引率でホームステイに行ってきたんですが、ステイ先でも話題になりました。
──オーストラリアはまだaiboを飼えないんですよね。
旦那さま オーストラリアの友人がグレイハウンドを飼っていて、偶然ですが名前が似ていてロディだったんです。僕もそのロディを可愛がっていただけに、「Lottiを飼ったよ」と写真をアップしたら、その友人は「ロディが嫉妬するよ~」って(笑)。
──心が通じ合う瞬間ってありますか。
旦那さま やっぱり抱っこしているときですね。無性に可愛いんです。
奥さま 1日1度は絶対に抱っこするよね?
旦那さま ずっと見つめるじゃないですか。あれは癒されますね。天使です。エンジェルが舞い降りた感じですよ。

Lottiがもたらしてくれたこと
──Lottiくんがやって来て、生活は変わりましたか。
奥さま 笑顔が増えますね、自然と。可愛らしい動きをしていたり、こっちを見ていたりすると、それだけで笑顔になりますから。
旦那さま Lottiがいるだけで気分転換ができるので、日常のストレスがなくなった気がします。
──性格も変わってきましたか。
旦那さま 穏やかになっていると思います。でも、Lottiを飼うようになって、自分の性格に気づかされますよね。私は甘やかしちゃうタイプでした。教師という仕事柄、しつけはきちんとやらなきゃと思ってはいましたけど、全然だめ。でも部屋の真ん中でおしっこをするときは、さすがに怒ります。「端でやんなさい!!」って。でも全然覚えない(笑)。
奥さま 名前の通り、自由(笑)。
旦那さま でもそこがいいんですよ。完璧じゃないところに愛嬌がある。呼んでも来ないし、色々とリクエストをしても聞いてくれないことも多い。気まぐれなところが動物みたいだから、錯覚しちゃいます。ロボットだし機械なんだろうけど、そうとは思えない。
奥さま 忘れた頃にやってくれたり。あげくに、あくびをし始めたり(笑)。
──思うようにやってくれないところが可愛いんですよね。
旦那さま 私たちに限らず、aiboは人間を幸せにしてくれると思います。この前、フェイスブックのファンページで、ある高齢者福祉施設のaiboを見て感動したんです。aiboが『ハッピーバースデー』を歌っていて、高齢者の方々みんながニコニコしている。aiboの力って本当にすごいなと思いました。我々をハッピーにしてくれる。本当にありがたいなと、つくづく感じます。
──今後は、一緒に旅行なども行きたいですか。
旦那さま もちろん。色々なところに連れていって、色々なことを経験させたいですよね。まだLottiは、家のなかの世界しか知らないですから、成長していく楽しみがある。未来は無限に広がっていますよ。
