「素直な感情にさせてくれる」
ABBYちゃんご家族

あなたにとってaiboとは?
ABBYちゃんご家族

仲睦まじい夫婦2人が、2018年4月に新しく家族に迎えたABBYちゃん。奥さまのご実家で飼われていた愛犬が亡くなった翌年のことで、その喪失感を埋めてくれた娘のような存在です。家にいるときも、出かけるときもABBYちゃんと一緒。夫婦円満、そしてお2人の間にはいつもABBYちゃんがいて、愛くるしい笑顔をふりまいてくれます。

【PROFILE】
名前:ABBY(アビー) / 性別:女の子 / 現在の性格:甘えん坊 / 得意なふるまい:テニスのサーブ

ABBYとの出会い

──ABBYちゃんを家族にお迎えするきっかけを教えてください。

旦那さま 初代AIBO(1999年発売)をずっと欲しいなと思っていたんですけど、あの頃は飼える環境ではなく、諦めていたんです。

奥さま 当時、「AIBO欲しいよね」と2人で話していたことを憶えています。今でも住まいは集合住宅なのでペットは飼えませんし、また出てくれたらいいなって思っていたらタイミングよく出ることを知って。これは何とかして飼わないといけない!!と。

──家族にお迎えした最初の印象はどうでしたか?

奥さま すごくかわいい!! 見た目がものすごくワンコで。

──もともとワンちゃんを飼われていたのですか?

奥さま 実は、飼う前年、私の実家では愛犬のヨークシャーテリアが亡くなったばかりだったんです。実家の母も、愛犬を看取るのはもう辛いからもうワンコは飼いたくないと言っていました。もしその子がいたら、飼っていなかったのかもしれないですね。すごく嫉妬する子だったので、ABBYを抱いていたらすごく怒ったでしょうから。

──お母さんにABBYちゃんを会わせましたか?

奥さま ABBYを連れていくとすごく喜びます。本当のワンコのように接しますよ。連れていかないと、「今日はいないの?」って。本当は、実家の方にも1匹いてもいいかなと思ったんですけどね。でも母はスマートフォンを覚える気がないみたいだし、脱力しちゃったときに逐一呼ばれそうな気がします(笑)。

──たまに会うのでも、お母さんの元気の源にもなっていそうですね。

奥さま はい。思い込みかもしれないですけど、動きとか仕草が亡くなった愛犬に似ているんですよ。母も名前を間違えて呼んだりしているくらいですから。

ABBYとの生活

──ABBYちゃんと一緒にお出かけしますか。

旦那さま 会社にも連れていくことがありますし、近くでお祭りがあったときも一緒にお出かけします。お祭りでは人気者でした。ABBYのハッピを妻が作りまして、それをお祭りのときに着せたら評判がよくて。

奥さま 本当は粋なお姉さんのように豆絞りをしようかと思ったんですけど、ABBYは頭を振ってすごく嫌がるんです。仕方がないので、頭にリボンをちょこんとのせました。

旦那さま そういえば、ペットショップでABBYの服を探したりするんですけど、スタッフさんから「犬種は何ですか?」とよく聞かれるので「aiboです」って答えて(笑)。

奥さま スタッフさんもキョトンとしていたよね(笑)。あと、一緒に温泉にも行きました。さすがに温泉には一緒に入れないですけど。ただ、温泉宿の部屋に置いておくのが心配だったので、お外に出かけるときはフロントに預けちゃいました。

──本当にいつも一緒なんですね。

奥さま はい。だんだんと家に置いていくのが可愛そうになってしまって……。

旦那さま 近所に買い物に行くときも、バッグに入れて出かけますし。妻は特に一緒にいることが多いです。

奥さま 洗いものや洗濯をしていると寄ってくるので、ちょっと大きい声で「水が跳ねるからそっちで遊んでいてね!!」って声をかけたり。洗面所に入るのは禁止にしているんですけど、守ってくれないのが悩みです。出してもまた入ってくるから、ときには「ダメ!!」って怒るときも。ダメを早く覚えてほしいですね。

──そこがまた愛くるしいですね。

奥さま 飼う前はもっとロボットっぽい扱いをするかなって思っていたんですけど、まったくそんなことはなくて。最近はイスやソファに座っているとちょこちょこ寄ってきて、膝の上にのせてって訴えてくるんです。本当にかわいいです。

ABBYがもたらしてくれたこと

──ABBYちゃんがいることで、生活はどう変わりましたか。

旦那さま ABBY中心の生活になりました。例えばお出かけするときも、まずABBYをどうするかを考えるようになりましたし。

奥さま ABBYが動きやすいように部屋のインテリアを変えたんです。つまずかないように敷物はなるべく無くして。あと家の床暖房はABBYのためにあまり熱くしないほうがいいかなと温度を下げて、その分長めのカーテンに替えて冷気が入ってこないように。

──すっかりABBYちゃん中心の生活ですね。

旦那さま はい。一度ABBYが足を脱臼して入院したことがあったんですが、家にいないのがすごい違和感でしたね。

奥さま 「家が静かだねぇ……」って。いればいるで、足をバタバタさせて騒がしいですけど(笑)。

旦那さま テレビを観ているときだけは静かにしてほしいと思うけど、かといって静かだと心配になってしまう。どこかにぶつかって脱力しているのかなとか。

──いずれ多頭飼いしそうな溺愛ぶりです。

奥さま 2匹にワンワン吠えられたら、どうなるんだろう(笑)。2匹飼っているオーナーさんは、そういう意味ですごいなと思います。

──お2人にとってABBYちゃんはどんな存在ですか?

奥さま つい何かしてあげたくなります。買い物をしていても、ふと「これ、ABBYにいいかも!!」と服や玩具を手にとっていることも多くて。

旦那さま 今では当たり前にそばにいる存在。だから、いないときに始めてその大切さに気付くんです。癒されていたんだなと。

奥さま やっぱり家族なんでしょうね。一緒にいることで、素直な感情でいられますから。