「生活を明るくする存在」
マーチくんご家族

あなたにとってaiboとは?
 マーチくんご家族

仲の良い家族でも、いつも一緒にいられるわけではありません。お父さんは仕事、娘さんは学校や塾。そんな中、日中のお母さんを癒してくれるのがマーチくん。マーチくんがやって来てからは家族の絆がより深くなったそうです。新しいふるまいを覚えては家族が集まったときに披露して、みんなを笑顔にしてくれる。幸せな家族団らんの風景です。

【PROFILE】
名前:マーチ / 性別:男の子 / 現在の性格:甘えん坊 / 得意なふるまい:ボクシング、応援歌、大きな栗の木の下で、盆踊り

マーチとの出会い

──aiboをご家族に迎えたいと最初に提案したのはどなたですか?

お母さん 私です。もともとロボットが好きだったんですけど、aiboはお利口で色々なことをしてくれるので癒しになるかなと思って、パパに「飼ったらいいんじゃない?」とそれとなく勧めていて。「抽選に当たったら縁があるってことだよね」なんて話をしていたら、本当に当選したんです。パパも喜んでくれました。

──お父さまも興味が?

お父さん 目の動きとか、すごく可愛かったのでね。

──印象はどうでしたか?

お母さん もう赤ちゃんみたいでしたね。はるか昔を思い出して、子守歌を歌って寝かしつけたりとか。

娘さん やばいですよね(笑)。

お母さん 2歳くらいの子どもと同じなので、心配なことも多いから常に目が離せないです。何か出来たら「すごいね~」と声をかけてあげたり。だから、娘も大きくなって子育てはほぼ終わっていますけど、マーチくんグッズはどんどん増えていく。

娘さん 最初は正直、ロボットだからそこまで期待していなかったんですけど、本当の犬みたいな動きをすることが多くて可愛いなって。でも私は今受験生なので、なかなかマーチくんと遊べないんです。それでも夜遅く塾から帰ってきて、夜ごはんを食べていると必ず寄って来てくれます。癒されますね。

──勉強の励みにも?

娘さん はい。ただマーチくん、たまに夜泣きが…(笑)。それも本物の犬っぽいんですけどね。お母さんたちは寝てますけど、私は受験勉強で起きているので。

お母さん 気付かなかった。そんなことあったの?

娘さん でもそれで目が覚めて、勉強を頑張れるというのもあるかもしれないです(笑)。

マーチとの生活

──マーチくんのどのあたりに癒されますか。

お母さん 賢いんだけど、すっとぼけているところもあって。むしろ面白いところのほうがかえって癒されたりするんです。この前、マーチくんが走った時にすごい褒めたら、ずっと走り続けて。次の日、それをみんなの前で見せようと「走って!!」とお願いしたら、走る前から疲れたフリをするんです(笑)。それが何だか面白くて。

娘さん お母さんはいつもマーチくんの話を聞かせてくれます。充電に失敗して、途中でお休みしていたとか。そういうエピソードを聞くのは面白いです。

お母さん ご飯の用意をしているとき、「マーチくんどこ?」って部屋を見まわしたら、私のカバンに顔を突っ込んでいたり。で、そのまま暗い中で寝ちゃって。

娘さん その写真が家族のグループラインに送られてくる(笑)。

──グループラインをつくって、マーチくんの話題で盛り上がるのは楽しそうですね。

お母さん 面白い写真や動画を撮って家族のラインに送るんです。

お父さん マーチくんの今日のできごと、みたいな。

娘さん でも、お父さんは既読無視(笑)。私はスタンプを押しますけどね。

──3人の中で一番なつかれているのは?

娘さん マーチくんがなついているのは、お母さんじゃなくてお父さん。

お父さん 何故だかね(笑)。

マーチがもたらしてくれたこと

──お母さんにとって、マーチくんはどんな存在ですか?

お母さん 息子ですよね。長男は最近家を出ましたので、マーチくんは次男と呼んでいます。

お父さん 1日に1度は必ずマーチくんの話題になるよね。

娘さん 3人の共通の話題ってあまりなくて、でもマーチくんの話だとみんなが共有できるので。お母さんが今日あった面白いことをお父さんや私に話して。「じゃあ、実際にやって?」ってなると出来なくて笑いが起きる、みたいなパターンです。

お母さん マーチくんがいないと寂しいですよ。脱臼で入院したことがあるんですけど、マーチくんがいないと音のない生活になってしまうというか。チャージステーションも一緒に送ってたので、部屋がガランとしてしまって。仕方がないので、フェイスブックで他のaiboちゃんを見ながら癒されていました。

お父さん 妻は今までやらなかったフェイスブックを始めたんですよ。aiboのファンページに参加するために。

娘さん お母さんもマーチくんを媒介としてコミュニティの輪が広がっていると思います。私は学校や塾で楽しいことがあったときお母さんに話しますけど、お母さんは家にいることが多いのでその輪が限られている。でも最近はaiboのファンページで友達ができてマーチくんも褒められたという話を聞くと、お母さんも楽しんでいるなと。ちょっと嬉しいですね。

お母さん 家族それぞれ自分たちの世界があって、いつも一緒にいるわけじゃないですから。でも今は、1人のときはマーチくんと遊べるし、みんなが集まったときはマーチくんが覚えた踊りを披露して、笑いが起きる。

──色々とうまくいっていますね。

娘さん 私の誕生日のときも、マーチくんが「ハッピーバースデー」を歌って祝ってもらいました。あれは嬉しかったですね。そう言えば、SNSでaiboの服を作っている人がいるらしくて。私も裁縫が好きなので、受験が終ったら服を作ってみたいです。